由緒
福岡神社は、長和五年八月二十七日(西暦1016年)人皇六十七代三條院の御字に創建されました。
霊験殊にあらかたで「正一位春日大明神」と称えされ平重盛の尊信も篤く、創建当時は「春日さん」(通称)と親しまれ、氏子はもとより各地区・各層の方々が遠方よりご参拝されました。
又、武神を祀る神社なる故、観応元年(西暦1350年)には足利尊氏が数ヶ月在佛し祈願したと伝えられています。その後もしばしば武家の屯所として使用されていました。
やがて池田侯岡山藩主となりたる後も代々例大祭には奉幣の礼を似て尊信を続けたとされています。
明治四十三年矢井八幡宮が合祀されました。その後も地域の安泰・家内安全はもとより、勝負(各種スポーツ)学業成就にも御利益があるとされ、各地域・各方面から尊信されております。
神社では皆様の人生の節目で、安全や幸せを願う御祈祷を随時行っております。
氏子地域
岡山市東区
浦間
寺山
西祖
浅川
矢井
主な祭典
歳目祭 一月一日
齢寿祭 一月二日
子供祭 五月五日
夏越大祓祭 七月三十日
例大祭宵祭 本祭 前日
例大祭 本祭 十月第一日曜日
稲荷祭 十月第一日曜日
七五三祭 十一月十五日前後
追儺大祓 十二月三十日
焼納祭 十二月三十日
本殿御祭神
武甕槌命
経津主命
天児屋根命
比賣神
仲哀天皇
應神天皇
末社御祭神
鷺神社
国主神社
八王子神社
若宮神社
稲荷神社
歯岩神社
伊勢神社
遥拝所
地元有志により適宜清掃活動などを行い境内敷地を整えています。
境内には御神木があり天気の良い日は木々のシルエットが地面に影を落とし景色を作っています。